本日は、『お客様との認識の違い』をお話ししていきたいと思います。
接客をしていて不動産屋の我々が思っている認識とお客様の認識が異なった際に『あれ?』っと思った事例をまとめてみました。
ユニットバス
こちらは一番多い認識の違いだと思います!
・お客様に多い認識
バストイレが一緒の形式
・不動産屋の認識
2点式?
3点式?
このように初めから認識が違うケースがあります!
※バストイレ洗面が一緒のタイプの3点式
※バストイレが分かれていても洗面台のある2点式
これらの総称がユニットバスなんです!
・ユニットバスとは
工場などで浴槽や天井に壁・床をパーツごとに製造して現場で組み立てて設置するバスルームのことを言います。
・システムバスについて
同じユニットバスでも追い炊き機能や湯張り機能!!
浴室換気暖房乾燥機やミストサウナなど多機能なシステムが導入されたユニットバスには差別化を図るためにシステムバスという言葉が使われているようです。
バストイレ別
こちらはさほど認識の違いはないのですがセパレートタイプのバストイレ別もあるのでご紹介させていただきます。
・お客様に多い認識
バスルームとトイレが完全に振り分けてあり入り口そのものが分かれているタイプ
・不動産屋の認識
お客様の認識のタイプと、脱衣所と洗面台とトイレもあるセパレートのバストイレ別もあるのですが?
※セパレートタイプ
これはちょっとした違いでも、お客様によっては大きな違いでもあるのでどちらが好みかをはっきりと伝えていただいたほうが良いと思います!
緊急連絡先
賃貸物件を契約するにあたり最低限必要な連絡先となります!
・お客様に多い認識
連帯保証人?
・不動産屋の認識
緊急を要する事案がおこった際、契約者様と連絡が取れない場合に連絡するところ!
都内の賃貸物件は、連帯保証人の代わりに保証会社の利用が必須の部屋が多いです。
その場合、契約者と連絡が取れない時のために緊急連絡先が必要になります。
連帯保証人と同じく、契約者の親もしくは三親等以内の身内の方でお願いされます。
連帯保証人
こちらも認識を誤っていらっしゃるお客様が多いですね!
・お客様に多い認識
自分が支払いを遅れた際もしくは支払いができなくなった場合に代わりに払ってくれる人!
・不動産屋の認識
債務を連帯して払う人!
上記のような認識の違いは大きいです。
※連帯保証人とは
文字通りなのですが、『連帯保証人は借主が貸主に対して負う債務について連帯で保証する』と民法で定められています。
これは、借主と一緒の立場になるため借主ではなく連帯保証人にも直接請求することができるという意味なのです。
支払期日になれば、借主と連帯保証人どちらにも請求してどちらかに支払っていただければよい契約となります。
ただ、借主に払っていただくことを前提にしているところがほとんどなのでこれを強く行使する業者がいないだけですね!
敷金礼金ゼロ
こちらは物件にもよる表記マジックが存在ます!
・お客様に多い認識
初期費用が安い
・不動産屋の認識
付帯料金がいっぱいあって安くはなかったりします
こちらも表示を見れば敷金礼金各1ヶ月より両方ゼロが安いに決まっていますよね。
こちらも表示マジックがある場合があります。
事前に色々な付帯料金が入っている場合。
室内抗菌処理代・24時間サポート・退去時クリーニング代・鍵交換代・保証金 etc
この他にも、強制なのが前家賃に火災保険と保証会社利用料!
なんだかんだで家賃の3ヶ月~4ヶ月くらいに膨れ上がる場合があります。
これなら敷金1ヶ月礼金ゼロの物件のほうが安い場合もあるんですよ!
SNS
最近では、ほとんどがLINEやインスタにTwitterでのやり取りが増えてきました。
ここでも、あるんです!
・お客様に多い認識
ネットで情報がいっぱいあるからお部屋探しが楽々
・不動産屋の認識
ネットのほとんどがリアルタイムじゃないですが…
賃貸物件は、生ものと言われるくらい鮮度が重要です。
仮に今調べた情報が数時間後に空いている保証がないのが賃貸物件です。
地方からの上京で内覧する暇もなくお部屋を決めたい方なら仕方がないですが…
しかしながら、お部屋を見て決めたい方は直接店舗へ行って決めたほうが絶対良いです!
なぜなら、お客様の詳細によってご提案物件は異なることもあります。
当日に具体的な提案をさせていただいて気になる物件を内覧して即日部屋を決めたほうが1日で終わるので時間の短縮にもつながるからです。
急がば回れなのかもしれませんね(笑)
まとめ
このように、お客様と不動産業者との認識の違いで希望条件がうまく伝わらないことがあると思います。
弊社では、その点もできるだけ細かく説明させていただいて認識の違いが出ないようサポートするよう心掛けております。
気になることやわからないことはなんでもご相談ください。
弊社スタッフは、ご理解・ご納得いただける最後までお付き合いさせていただいております。